カウンセリングサービス利用規約

第1章 総則

第1条 (定義)

この規約における用語の定義は、別途定めるものを除き、以下のとおりとします。
1 「当事務局」とは、本サービスの提供主体である心のホットライン ゆくりはねっとのことをいいます。 2 「カウンセラー」とは、当事務局が使用する者であって、利用者のために本サービスを提供する者のことをいいます。
3 「利用者」とは、本サービスを申込まれた方のことをいいます。
4 「本サービス」とは、本規約に基づいて当事務局が提供するカウンセリングサービスのことをいいます。
5 「利用契約」とは、本規約に基づいて、利用者からの個別の申込みごとに成立する
それぞれの本サービス提供契約をいいます。

第2条 (本規約の適用範囲)

1 本規約は、利用者が本サービスを利用する際に適用されるものであって、利用者は、本
規約に同意した上で、本サービスを申込むものとします。
2 本規約は、当事務局が別途定める場合を除いて、当事務局のホームページに表示します。

第3条 (本規約の変更)

1 当事務局は、適宜、本規約を変更することができるものとします。この場合、本サービスの
利用条件は、変更後の規約によります。

2 変更後の本規約は、当事務局が別途定める場合を除いて、当事務局のホームページに表示した時点より効力を生じるものとします。

第2章 利用者

第4条 (申込み)

1 本サービスの利用を希望される方は、当事務局所定の申込フォームから、本サービスの利用
を申し込むものとします。ただし、利用時間、サービス提供エリア、健康状態、その他サ
ービス提供を行うことが困難と判断される場合については、利用をお断りすることがあり
ます。

2 利用を希望される方は、前項記載の申込みと同時に、別ページ料金表に記載の利用料金を納
付して頂きます。

第3章 利用方法

第5条 (本サービスの内容)

1 当事務局では、認知行動療法をはじめ、インナーチャイルドの癒し、観念の浄化等を中心としたオリジナルのカウンセリング技術を提供しています。カウンセリングは、カウンセラーと利用者との1対1での対話を中心とし、利用者の問題を利用者自身 で解決できるようになるための支援を行います。ただし、利用者の要望に応じて、第三者 が同席にてカウンセリングを行うことができます。

2 カウンセラーは、十分な心理学的知識をはじめ、臨床上のスキルトレーニングを受けた専門家で あり、誠意をもってカウンセリングを行いますが、カウンセリングの性質上、効果の現れ方には個人差があり、必ずしも効果を保証するものではありません。

3 利用者は、本サービスを自らの意思で委託するものであって、本サービスを利用した後も、利用者の懸念・問題事項が解決できない場合があり得ること、その場合に何らの法的責任を追及できるものではないことを了承します。

4 カウンセラーの判断において、自傷他害の可能性があると認められる場合、飲酒・薬物 の使用が認められる場合、カウンセラーと利用者の取決が守られないと認められる場合、 その他カウンセリングの実施が適当でないと認められる場合、カウンセリングの実施を中断することがあります。これらの理由による中断の場合、利用料の返還は致しません。

5 本サービスは、医療行為ではなく、個人や家族、その他の人間関係に際する行動心理面 での懸念、子弟の教育機関就学に関する問題、対応、懸念の解決・指導を目的としたもの になります。

6 利用料金は、医療保険ならびに医療費控除の対象とはなりません。

 

第6条(治療中の方のお取り扱い)

1 利用者が、本サービスの申込み時点において、医師やカウンセラー等の治療を受けてい
る場合は、現在の治療者と、本サービスの利用について、予めご相談の上で、許可をお取 りください。

2 利用者が、本サービスの申込み時点において、医療機関にて治療を行っている場合、主治医からの紹介状をご持参下さい。
第7条 (本サービスの利用条件) 本サービスの利用条件は原則として下記のとおりです。

① サービス利用可能時間
平日 、土日 13時~23 時(その他、利用可能時間外での対応もご相談に応じます)

② 対象となる実施場所
当事務局が指定する実施場所・ゆくりはねっとカウンセリングルーム、オンラインでの実施

③ 利用時間
1回あたり30分から。1時間ごとに予約可能。

トラウマ治療プログラムについては、1回あたり1時間30分から。

④ 申込期限
基本は利用希望日の前日の午後6時までとします(お急ぎの場合は、当日予約の可能とします)

第8条 (利用契約の成立)

1 当事務局は、利用者の申込みに対して、カウンセリング実施の可否を調整した上で、お引き
受けの連絡をします。ただし、サービス提供の時期・時間帯・エリア、利用者の心身の状 態、その他サービス提供を行うことが困難と判断される場合については、本サービスの提供をお引受けできないことがあります。

2 利用者が申込みをした時点においては、利用契約は成立しておらず、当事務局から、カウン セリングを実施する旨を利用者に連絡した時点で、利用契約が成立したものとします。

3 利用者は、当事務局の予約専用フォームへ記入し送信することによって、利用契約の申込みをするものとします。

4 前項に記載の方法以外の申込みについては、当社として可能な限り 善処致しますが、お引き受けをお約束するものではありません。

第9条(利用契約の変更等)

1 利用者は、一旦、成立した利用契約を変更・延長・取消すことができません。
2 前項の規定にかかわらず、当社が、任意に利用契約の延長・変更・取消に応じた場合、
利用者には、別紙料金表に記載の割増料金・キャンセル料金が発生します。

第10条 (カウンセリングの実施)

① 当事務局は、カウンセリングの契約が成立し次第、利用者にカウンセラーの氏名及び所定の
事項をメールにて連絡します。その後、カウンセリングを実施するカウンセラー
に支障が生じた場合には、直ちに当事務局から利用者に連絡します。

② 利用者は、カウンセリングの実施時に、当日の受付内容、利用条件、利用者の心身の状
況等の詳細についてカウンセラーと打合せをするものとします。

第11条 (疾病・精神疾患についての調査義務)

当事務局は、利用者の疾病・精神疾患等の罹患についての調査義務を負うものではありま
せん。また、万一、利用者の心身に異常が疑われた場合や認められた場合でも、当事務局及び カウンセラーは、その責任を負いかねます。

第12条(病者・未成年社への対応)
1 利用者が伝染又は感染するおそれのある病気の場合は、原則として本サービスを利用で
きません。
2 利用者が未成年者である場合は、原則として本サービスを利用できません。ただし、親権者の書面による同意が得られたときは、この限りではありません。

 

第4章 個人情報等の取扱い

 

第13条 (カウンセリング実施記録の取扱い)

1 カウンセラーは、カウンセリングを適切に実施するために、カウンセリング実施記録を 作成致します。

2 当事務局は、利用者のカウンセリング実施記録をカウンセリングの運用のためだけに使用し、 厳重に保管します。保管期間は、最終利用日より5年間となります。

 

第14条 (利用者等の個人情報の取扱い)

1 当事務局は、利用者の個人情報を当事務局の「個人情報保護基本方針」に従い、善良なる管理者の注意義務をもって適切かつ安全に管理します。

2 当事務局は、利用者及びご自宅の個人情報を以下の目的に使用することができるものとし、 利用者はこれに同意します。

① 利用者に対する本サービスの提供(オーダー調整のご連絡、入金管理、会員管理等を含む)。

②当事務局が提供する各種サービスのご案内(カウンセリング、コーチングサービス等)

③当事務局の社内で使用する研修・統計・マーケティング資料、サービス改善・向上を目的
とした内部資料。

3 当事務局は、利用者の個人情報を、第2項の利用目的の範囲内で、必要に応じて扱いますが、適切かつ安全な管理を義務づけます。

4 当事務局は、利用者の個人情報を、以下の場合を除いて利用者の承諾なしに第三者に提供しません。

① 本人の同意がある場合。
② 人の生命、身体又は財産の保護のために必要がある場合又は乳幼児の健全な育成推進のために特に必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき。
③ 関係法令に基づく場合。
④ 裁判所、検察庁、警察その他の公的機関から、法律上の根拠に基づき個人情報の開示
を求められた場合。
⑤利用者の個人情報についての開示、訂正、削除等のご請求やお問合せは、当事務局窓口までご連絡下さい。なお、個人情報の開示、訂正、削除等の手続については、当事務局指定の書式 を郵送又は持参でご提出頂くとともに、所定の費用を申し受けます。

第15条 (カウンセラーの個人情報の取扱い)

1 利用者は、カウンセラーの個人情報に関しては、善良なる管理者の注意義務に従って適切かつ安全に管理を行うこととします。
2 利用者は、カウンセラーの個人情報について、第19条4項各号に規定する場合を除いて当事務局及びカウンセラーの承諾なしに第三者に提供しないものとします。

第5章 雑則

第16条 (利用料金等の不払い)

1 利用者の利用料金等の滞納期間が1ヶ月を超えたときは、滞納している利用料金等及びそれに対する支払期日の翌日から年14.6%の割合による遅延損害金を支払うものとします。
2 利用者の利用料金等の滞納期間が1ヶ月を超えたときは、当事務局は、利用契約の申込みを停止することができるものとします。

第17条 (不可抗力の場合)

1 地震、台風、洪水、天候不順、戦争、公共交通機関の停止・遅延、ストライキ等の不可抗力により、申込み内容にしたがった本サービスの提供が困難な場合、当事務局はその責任を負いません。

2 前項に記載の事由により、カウンセリングの実施が遅れ、本サービスが予定時刻に開始できなかった場合、予約の一時的なキャンセルや日時の変更、別途別日への振替を行います。

第18条 (遵守事項)

本サービスの利用にあたり、利用者は、下記の事項を遵守することとします。

① 自らの責任において貴重品を管理すること。
② その他、一般的に事前に予測できる範囲の事故や物品の破損・紛失に関して予防策を
とること。
③カウンセラーに対して、申込み内容にしたがったサービスを超えるサービス提供を求めないこと。

第19条 (損害賠償)

当事務局は、本サービスの提供に伴って、当事務局又はカウンセラーの故意・重過失により、利用者又は同居人の生命、身体又は財産に損害を与えた場合、その損害を賠償するものとします。

第20条 (秘密保持・守秘義務)

当事務局及び利用者は、事前に相手方の書面による同意を得ずに、本サービスの利用により知り得た互いの情報(第4章に規定する個人情報を含む)を第三者に一切開示、漏洩しないものとし、本規約に別途定めがある場合を除き、本サービス提供の目的以外 には一切使用しないものとします。

第21条 (譲渡禁止等)

利用者は、本サービスの提供を受ける権利・地位を第三者に譲渡、売買、名義変更、質権の設定その他の担保に供する等の行為はできません。

第22条 (合意管轄裁判所)

1.本規約及びサービス利用契約の準拠法は日本法とします。
2.本サービスに関して紛争が生じた場合には,当社の本店所在地を管轄する裁判所を専属的合意管轄とします。

第23条 (その他)

本規約に定めのない事項、又はその解釈について疑義が生じた場合には、当事務局及び利用者は互いに誠意をもって協議の上、解決することとします。

以上