こんにちは。ゆくりはねっとの松葉です。
人生には、一生懸命やっても思い通りにいかないこと、
精いっぱい頑張っても、人から理解されないことや、理不尽なこと、
社会の矛盾というのがたくさんありますよね。
自分の力ではどうしようもないこと、不条理なこともたくさんあります。
今日は、「人生が苦しい時、人生に絶望した時の乗り越え方」
というテーマで記事を書いていきたいと思います。
以前の記事にも、そんなときの乗り越え方として、
マザーテレサの言葉を紹介しましたね。
こちらの記事もよかったら参考にして下さいね^^
<過去記事>
マザーテレサの言葉
↓↓↓
今回お伝えする内容ですが、私自身1年前まで通信制の高校のサポート校で教員をしていまして、
不登校や、高校中退などさまざまな困難を乗り越えてきた生徒たちに、
卒業式の時に伝えた私からのメッセージです。
ここで生徒達に伝えた言葉というのは、
きっと同じような苦しみや壁にぶつかっている人の何かヒントになることを願って
今回記事として掲載します。
この記事を見てくださっている方の少しでもお役に立てたら幸いです。
卒業式にて
先日、昨年まで勤めていた通信制の高校の卒業式がありました。
昨年、ちょうど正式な学校法人になるタイミングで独立する道を選びましたが、
唯一の心残りは、ずっと見てきた子達を最後の一年みてやれなかったこと。
退職した身ですが、やはり生徒の様子は気になっていたし、
卒業式にこうやって職員として呼んでもらえるのは本当にありがたいなって思います。
本当に学校の先生方には感謝しかありません。
最後に何かできることはないかなと思い、担任の先生と共同で1人1人にメッセージを書いたフォトブックを送りました。
ありがたいことに、ホームルームが終わった後の時間、最後に少しだけ、担任させてもらった子達みんなに話をする機会をもらえました。
色々思い入れのあった子達だから思い出したら泣けてきて、ちゃんと伝わったか分からないけれど、自分が伝えたかったことは言えたかなと思います。
自分自身もこの学校で本当に色んなことを学ばせてもらったなと思います。
この卒業式は、自分の中でも意味のある大きな1つの区切りでした。
生徒たちに伝えた言葉は、
きっと多くの同じようにつらい思いをしてる人の何か乗り越えるヒントになるかと思います。
人生が苦しい時、どうか今日の言葉を思い出して下さいね。
卒業生の子達へ贈る言葉〜すべての経験をプラスに〜
人生には、一生懸命やっても思い通りにいかないこと、
精いっぱい頑張っても、人から理解されないことや、理不尽なこと、
社会の矛盾というのがたくさんあります。
まだまだ怖れが社会のベースにあるし、
それぞれの正しさや観念で、人は物事を見ているから。
ここに来たみんなは、この学校に来る前、そんな色んな社会の矛盾を経験する機会が人よりも多かったかもしれません。
そこに絶望したり、なげやりになったり、時には不登校になったり、人と関わるのを怖れたりしたかもしれない。
でも、そんな経験をしているみんなに先生が伝えたいのは、
本当にそれは決して無駄な経験じゃないんだよということ。
そんな経験をしてるからこそ、苦しい人の気持ちを理解できる人になってると思う。
自分が望んだことと、違うか違わないかというだけで、すべての経験は、大事な「経験」です。
これから先、みんなが人生を生きていく中で、
同じような理不尽、社会の矛盾にまたぶつかる時が来るかもしれません。
でも、そんな時こそ思い出してほしいのです。
物事というのは、必ずプラスとマイナスがセットになってます。
でも、苦しい時にはマイナスの面に目がいきやすいし、
ほんとに苦しい時って余裕もない。
でも、だからこそ、どんな結果でもプラスを見てほしいなって思います。
そこから学ぶんだよ。転んでもただで起きちゃいけない。
そこで掴んだ石ころが、今度は誰かのためになるものになるんだよ。
これは、シンプルなことだけど、多くの人ができていない人生を楽に生きる1つの考え方です。
辛い時はどうしても、プラスは見つけにくいんです。
意識しなきゃ見えない。
だからこそ、意識して見つけるんだよ。
もう絶対、同じ辛い思いをしたくないと思うかもしれないけれど、
失敗を怖れなくていいし、本当はどんな結果が来てもマルなんです。
人は苦難を避けたがりますが、その経験がその人の学びになるんです。
落ち込んでもまた、プラスの部分を見てけばいい。
時には、反省がいるかもしれない。でも、それは、学びなんです。
思い通りにいかないから人生っておもしろいんです。
何でも自分の思い通りに行くゲームっておもしろくないでしょ?
思い通りに行かないからこの世はおもしろいんです^^
だから、ないものじゃなく、今あるものに目をむけるんだよ。
これから先、苦しいことがあった時は、どうかそのことを思い出して下さい。
自分を過小評価しなくてもいいし、自分を犠牲に生きなくてもいい。
「これができていないと自分はダメ」とか、「これができないから価値がない」とか全然思わなくていい。
社会は、競うこと、比べることを重視していたり、競争に勝った人が偉いという価値観があるけれど、
これは社会がつくっている1つの価値観に過ぎません。怖れから作られている価値観です。
ほとんどの人はここに縛られてる。
本当は何も出来なくても、全ての人が生まれた時からそのまんまで愛される存在なんです。
存在してるだけで価値がある。そのことに気づいてね。
わがまままに生きていいんです^^
素直に生きていいんです。
他人の評価も全然気にしなくていいよ。
自分が選んだことに対して誰に説明しなくてもいい。
誰も分かってくれなくていいんです。
自分が選んだことには完璧な信頼を持っていい。
それが、先生からみんなに最後に伝えたい言葉です。
そして、今度はもらった思いやりを他の誰かへ与えていって下さい。
みんなには本当に素晴らしい所が1人1人たくさんあるから、
これからも自分らしく、多くの人に愛を振りまいて、多くの人を助けてあげてね。
みんなはもう十分、人に与えれる人だから、自信を持ってそれぞれの人生を歩んでください。
みんなと出会えて本当に良かったです。
この先、どんなことがあっても、ずっと味方でいます。
これからのみんなの未来を心より応援しています。