こんにちは。ゆくりはねっとの松葉です!
「徳」というものを、あなたは意識して生きているでしょうか?
目には見えないけれど、「徳」というのはありますし、それは返ってきます。
そんな「徳」という不思議について今日は解説していきます!
ここを理解できていると、人生がぐっと充実したものになりますので、
ぜひ学んでいってください。
今日は対話形式でいきましょう^^
ゆくりはねっとにいつも相談をくださるナカムラさんです^^
松葉先生、よろしくお願いします!
はい、なぜかうさぎの顔で登場してもらいましたが、
よろしくお願いします^^;
今日は「徳」という概念を覚えましょうか。
「徳」というと、なんとなくイメージはできると思うんですが、
分かりにくければ、「愛」とか「思いやり」と思ってもらっても良いです。
なるほど。
「あの人は徳が高そう」とか、言ったりしますよね。
そういう人ってなんとなく雰囲気にも表れたりもしてますよね。
そうですね。他にも以前紹介した本、『アミ小さな宇宙人』では
「愛の度数」という言葉で紹介されていましたね^^
難しく言えば、「霊性の高さ」と表現されることもあります。
思いやりを持って人に接していたり、人に愛情を与えるなど
そういった人はやはり「徳」が高いです。
そんな風に、人のことを思いやれて行動できる優しい人って
世の中を見渡していても多いなと感じます^^
素敵ですよね^^
また、誰かにエネルギーを提供して、その人が感謝したり、
良い方向に導くことでも徳は積まれます。
徳は、色んなものに形を変えます。
それは人からの「信頼」であったり、プラスのものに変換されるのですね。
大事なのは、それも根本に「愛」があることかなと感じています。
自分を愛するように、人を愛すること。
「誰かのために」という行動が自然と「徳」を積むことになります。
徳って回りまわってちゃんと返ってきますから、
そんな人はきっと幸せなはずです^^
でね、もったいないなと思うのが、
そうやってせっかく、「徳」を人に与えていても、
例えば、相手から嫌なことをされた時に、
「不平・不満」をいう人がいます。
あー。
そうすると、どうなるかというと、
分かりやすく、式にするとこういう感じになります
(厳密にはこんな数字はないですが、
あくまで分かりやすくするため数値化しています)
人のために思いやりを持って親切ができた(+12)
朝ちょこっと不平不満を言う(−2)
夕方かなり不平不満を言う(-4)
悪口を言われて悪口で返した (-4点)
合計 2
不平不満を言わなければ、そのまま+12ポイントが返ってきていたのに、
不平不満を言って、結局 2しか返ってこなくなるんです。
「あーなんで、自分はいつも親切にしてるのに、良いことがないんだー」
(ー2)
って言う方がよくいらっしゃいますが、
「そ、それっすよ、お嬢さん」
「今、愚痴ポイントちゃっかり引かれちゃってましたよ」
と僕はいつも思っています^^;
(あ、別にナカムラさんのこと言ってませんからね)
あ、私、赤点だ・・・(笑)^^;
あ、赤点ですか(笑)
むしろマイナスかも(笑)なんていうか、癖なんですよね。気づいた時には無意識に出てる(笑)^^;
愚痴言いまくってます!それでストレス解消してる部分もあるので(笑)
そっか、それって結構もったいないですよね。
それって自分から「幸せにはならないぞ」って
幸せをキャッチ&リリースしてるようなものですから。
・・・・・・・笑
はい、リリースしてますね私 笑
「お金持ち」になりたいという人は多いですが、
本当の意味で幸せになりたいのであれば、
僕は「お徳持ち」というのをお勧めします^^
「お徳持ち」っていう言葉、何かおもしろいですね^^
「徳」というのは見えないので、皆さん軽視しがちなのですね。
そもそも、不平不満がマイナス要因になっているということに普段、僕たちは
あまり意識していないですし、
ちょっとでもずるして、自分だけ楽しようとか、
自分のことばかり考えているようでは、大きな徳は得られません。
この徳の概念を知らないと、
お金持ちだけど、幸せを感じていないということも割とよくあることなのです。
逆に、徳をいっぱい持ってるから、お金も引き寄せられてくるということはよくあります。
どれだけの人に徳を与えているのか?
どれだけの人に喜んでもらうことをしているのか?
逆に、この言葉は人のエネルギーを奪っていないか?
そんな視点で、自分の行動を観察してみると良いかもしれませんね^^
でも、これってね。意外と難しいんですよ。
だって、日々皆さんの周りでは色んな出来事が起こって
色んな刺激を受けますからね。
やっぱり、嫌な人が現れたり、
嫌なことをされたら不平不満って出てしまいますよね^^;
そうなんですよ。こういう話聴くと、
気をつけなきゃって思うんですが、
すぐに忘れちゃいますもん。あとなんというか余裕が無い^^;
そんな時こそ、こういう話を思い出せるかが重要だったりします^^
1つ断っておきますが、これって何をされてもいつもニコニコ感謝していなさいということでは決してなく、
嫌なことをされたら、嫌だとちゃんと、自分の気持ちを伝える勇気も時には必要ですよね。
怒りがあるのに、自分自身に嘘をつきながら我慢するのもよくありません。
そういう時こそ、広い視野で考える視点が必要になってきます。
これは、後で説明しますね!
でね、徳ってね。ほんとちゃんと返ってくるんですよ。
-自分の与えるものが受け取るもの-
こんな法則がありますが、これは、単純ではなく、与えたその人から返ってくるとは限りません。
目には見えないですが、廻りめぐってちゃんと自分に返ってくるようになっています。
そういう法則がこの世界には働いてるんです。
もちろん、悪いことをしたら、その分、廻りめぐって自分に返ってきますからね。
これを知ってたら、悪いことはできないですよ、ほんと^^;
また、出してる波動にも問題があります。
出してる周波数の高さが大切です。
愚痴を言ってる時の周波数はすっごい低いですよ^^
何が問題かって、低い波動を出しちゃったこと、または、周波数の低い状態でいること。そのこと自体が問題なんです。
基本的に起こる出来事って、自分自身の無意識の同意があると思って良いです。
これは、以前にお伝えもしました。良いことも悪いことも自分で呼び寄せているのです。
で、この世にはね、不幸好きの人がいるんです。
不幸好きですか?そんな人いるんですか?(@ ‘ェ’ @
はい、せっかく幸せがきても、「そんなはずはない。」
「不幸が当たり前、自分が幸せになるなんて、おかしい。」
と思って、せっかくよい流れが来ていても、自らよい流れを断ち切ってしまうのです。それで、不幸が来て「そうそう、ほらね。これが普通」とどこか不幸でいることで安心しているのです。
これも、全部自分で現実を創っているんです。
うーん、それなんか分かるなー。
ちみに大きな徳を与えていれば、大きな徳が返ってきます。
徳が高まれば、自分の波動も高くなりますから、よい出会いがあったりもします。
逆に不平不満を言うことで、よくない現実を引っ張ってきてマイナスのスパイラルに
陥っちゃってる人も多いですよね。
で、人に与える時のポイントっていうのがあるんですが、
それは、
「一切、見返りを求めないこと」です。
期待もしないこと。(利他愛の実践)
見返りを求めると一気に波動が重くなります。
さきほどの例のように、
「これだけ良いことしているのに、
なんで良いこと起こらないんだー」
と、不平不満として波動を出すと、せっかく貯まった「徳」は
相殺されちゃいます。減点が入っちゃうんですね。
本当は見えない所で「徳」は溜まっているのですが、
それがどういう形で戻ってくるかは、未来のお楽しみにしておいてください^^
自分を愛し、大切に扱うにはこの仕組みを理解しておくことが大事ですね^^
うーん、なるほど。何も起こらなくても、徳が貯まっているのを信じて、見返りを求めず、人を思いやったり、人のために行動できることが大切なのですね。
そうですね^^ 返ってこなくても気にしないこと、動じないこと。
確実に貯まってますから^^
あと、何でもかんでもやってあげるのもダメ。
それは、相手の成長を奪っていることにもなりますからね^^
必ずしも失敗することが悪いことでもないのです。
本当の意味で、その人のためになることは何なのか?その辺りを見極めるのもポイントですね!
さて、せっかくなんで不平不満というものに今度は焦点を当てていきましょう。不平不満は愚痴(グチ)とも言いますが、「愚痴」とはそもそも何でしょうか?
もう少し、突っ込みますね。
愚痴の語源は仏教用語で、『愚かに思い迷うこと』なのだそうです。
この「愚痴」ですが、もともと仏教の言葉だったのですが、仏教では少し違った意味で使われます。
仏教で言うところの「愚痴」は、愚癡とも表すのですが、
「仏の智慧に暗いこと、ものごとの真実を知らないこと」
を言います。
もともとはインドの古典語であるサンスクリット語の
「moha(モーハ)」が語源だとされています。
モーハは、中国語に翻訳すると「愚痴」と訳された場合と、
「莫訶」もしくは「馬鹿」と訳された場合がありました。
「馬鹿」という言葉は元をたどってみると、
「愚痴」と同じだということです。
バカ・・・ガーン(-_-;)
ナカムラさん、ちなみに、これ、何て読むか分かりますか?
→「心病む」
こころ・・やむ・・?
これで、「うらやむ」って読みます。
人と比較して、羨ましがってばかりいると心が病んじゃうんですね。
これも、「嫉(嫉妬)」という煩悩の1つです。
「愚痴」は、人間の煩悩の中でも特にたちの悪いものとして、
「貪欲(とんよく)」「瞋恚(しんに)」とともに三毒と言われています。
三毒は、「貪」(むさぼること、際限なく欲しがること)、「瞋」(怒り、自己中)、「痴」(迷妄、思い込み)の3つです。愚痴は、その文字に含まれる通り、
「痴」に入ります。
これに通じるものとして「無知」という言葉がありますが、
無知というのは「間違った知識(思い込み)」のことです。
これらが、私たちを苦しめているわけです。
毒ですからね、毒^^
でも、ご安心あれ。その三毒を解消する方法というのがちゃんとあるんですね。
時代にかかわらず、人の悩みというのは共通するものです。
昔からこの愚痴のマイナスのスパイラルというのは人々の悩みでした。
だから、仕組みを理解している人がちゃんと治し方も教えてくれてるんですよね^^
これは、先人の知恵ですね^^
使えるものは活用しましょう^^
仏教の大乗経典には「貪欲の病には骨相観を、瞋恚の病には慈悲観を、愚痴の病には縁起観を教える」(涅槃経)
ということが説かれています。
愚痴の病には「縁起観((えんぎかん)を教える」とあります。
縁記(えんぎ)という言葉が出てきましたが、
これ意味難しいですよね。
なんか、難しそうですね^^;
何なんでしょう?
これは、人生を幸せに生きるための大事な考え方.
というか【奥義】です。
人は、なぜ煩悩で苦しむのか?それは、真理を知らないからなんですね。
その真理とは何か?それが、まさに「縁起(えんぎ)」というやつなんです。
縁起(えんぎ)とは
この世界で起きる様々なものごとの仕組みのことを言います。
すなわち、この世に存在している「もの」や「こと」は、
すべてお互いが関係し合って存在しているということです。
←ここ、かなり大事です。
独立して存在しているものは何もないのです。
そして、嫌なことや、納得できないことってありますが、それが起こる理由があり、様々な縁起によって起こっているということです。
だから私達は、
怒ったり、文句を言うだけではなく、それが起きた理由や、それが起きた縁起を知ろうとすることも忘れてはいけません。ここが、広い視野を持てるかどうかのポイントになります。
物事の表面だけにとらわれずに、いかにその背景を考えられるか。
そうすると、色んな事情や理由が見えてくるんです^^
誤って解釈していたり、結構誤解してることだって多いんですよ。
表面ではなく、本当の意味を読み解くこと。広い視野から物事を見ること。
そうすることによって、
私達は、この愚痴のマイナスのスパイラルの状態から
抜けることができ、愚痴を言うことも少なくなってくるはずです。
自分の視野が広がると、結果的に返ってくる「徳」も大きくなるので
幸せのプラスの循環になると思います。ぜひ意識してみてください。
これは、集合的無意識(全ての人は深い無意識の領域(意識の世界)では、
もともと1つで、つながっている)ということからも説明することができます。
この辺りは、話すと長くなるのでまた今度^^;
自分が大好きな人、愛する人に想いを込めるように、
それを周りの人にも行えると素敵ですね^^
結局のところ、与えられた出来事を、いかに天国として見れるか
自分の今いる場所を天国にしていかに楽しむか。
それも大事な視点です。すべては自分の考え方次第でもあります。
僕達の人生というのはその修行の連続です。
最後に、それでも愚痴や不平不満を言いそうになったら、
この方法も試してみてください。それは、何かというと、
自分の理想の人を思い浮かべて演じてみてください^^
で、この人だったらここで不平不満を漏らすだろうかと。
例えばナカムラさんの理想の人が、うーん、誰でも良いんですが、
例えば、マザーテレサだったとするじゃないですか。^^;
で、マザーテレサ「あー、今日は最悪の1日だったわ。クソだわ」
とは、言わないですよね。たぶん、おそらく^^;
絶対言わないですね(笑)
ていうか、絶対言ってほしくない(笑)
そういう感じで、自分の理想の人を取り入れることで
自分の行動も変えることもできちゃいます^^
演じる中で、磨かれるんです^^
うわー、それいいですね^^ 今度使ってみまーす^^;
損得やお金というのは、肉体がなくなっちゃえば、持っていくことはできません。
でも、徳は、宇宙の銀行に貯金されるようなもので、肉体がなくなってもずっと自分のものなんです^^
お徳持ちでいきましょうね♪
なんとか、マイナスのスパイラルから脱出しなきゃ!
それにしても、まさか徳がポイント制になっているとは思いませんでしたよ。
スーパーのポイントはいつも気にしてるんですが、
こっちのポイントも気にしなきゃ(笑)
縁起という考え方も学んだし、赤点は嫌なので明日から、
「お徳持ち」で頑張ります!
はい、頑張ってくださいね^^
ナカムラさん、今日はありがとうございました^^
ありがとうございました^^
今日のお話しが何か少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです^^
ありがとうございました^^
PS.
今日は「徳」のお話しでしたが、生きていれば、多くの悩みが出てきます。
1人1人お悩みは違いますし、
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<カウンセラー紹介>
マザーテレサの施設「死を待つ人の家」で自分の残りの命の使い方を考えさせられる。
帰国後、昼間はNPOの小さな学校で教師として不登校・高校中退、高卒認定のサポートをしながら、
2010年 夜間の悩み電話相談サービス 【心のホットライン ゆくりはねっと】を開設。
立ち上げから6年で2,000人以上の心の悩み相談を聴く。また、全国でも珍しい「才能アドバイザー」を名のり、
これまで多くの人の、転職相談や、才能についてのアドバイスを行う。人間関係の心の悩みや、トラウマの治療も専門としている。2016年 教師を退職。カウンセラー、ヒーラーとして本格的に独立する
夢は、「生きる力を学べる寺子屋」を創ること。
最近叶いました^^
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今日も読んでいただいてありがとうございました。
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