人間誰しも、得意なこともあれば、苦手なこともありますよね。

今回は、「得意なこと」ではなく、あえて、
この「苦手なこと」に焦点を当てていきたいと思います^^

さて、なぜ、「苦手なこと」というものがでてくるのか?不思議ですよね?
あなたは、今自分が「苦手だな」と思っていることを、
いつ意識し始めましたか?ちょっと考えてみてくださいね。

思い出しました?時期というのは、当然人によってさまざまだと思います。
しかし、皆に共通していることが1つあります。

それは、その苦手だと思っていることを「経験した」ということです。

やったことないのに、苦手と感じることはないですもんね。

やってみて、「あー。これは自分は苦手だなあ」と思う経験をしているわけですね。
その時は、嫌な思いをしたかもしれません。
「もう2度とやらん」そう思ったこともあるかもしれません^^

でも、この「苦手と感じる経験をする」ということは、
幸せに生きるためにとても大事な作業なのです。

そもそも苦手なことって、なぜでてくるのか?
それは、生まれつきのものであったり、育った環境で、それが苦手になったのかもしれません。

例えば、修理が苦手なら、生きてきた中で「ものを修理する」という経験がほとんどないまま、育ってきた。
このような場合、その人は「修理」は苦手かもしれません。

しかし、本を毎日1冊読んでいる生活をしているなら、
本を読むことは苦手じゃないでしょう。
むしろ、得意になるかもしれません。

このように、皆、得意なこと・苦手なことがあるのが当然です。

しかし、ここでおもしろいことは、例えば、好きになった人から、
「私、修理の得意な人が好きなの」と言われたとします。(ないか? 笑)

そこで、この人は、好きな人のために、苦手だった「ものを修理する」ということを必死に勉強し、
10年後、「ものを修理すること」が得意になりました。こういった例はあると思います。

つまり、「苦手なこと」も、意識し、時間をかければ、「得意」に変えることはできるということです。

が、今日、言いたいことはそういうことではありません。

この「苦手なことを、得意なことに変える」という行為は、とても大変な作業なのです。
なにより、まず、苦手なことに「時間をかける」これがまず難しいのです。
そもそも、苦手なことというのは、好きではないことというのが多いと思います。
「好きでもないことに時間をかける」これは、とても苦痛なことです。

やっているうちに好きになっていけばよいのですが、
それが好きにもなれない、全く上達しない。そんな時はどうすればよいでしょうか?

苦手なことに挑戦する姿勢はとても大事なことですが、
そればかりにこだわってしまうと、自分に自信がなくなってしまいます。

「苦手なこと」について、私は最近、こんな風に感じています。

苦手なことも、今世での魂の目的を果たすために、実は魂がわざと選んで生まれてきているのではないか。

ないものを求めようとしたり、自分から遠ざかっちゃダメ!!
つまり、「あなたの道はこっちじゃないよ」と分からせてくれるためのコンパスの役割をしてくれているのです。

だから苦手なことは苦手なこととして、
生涯付き合う覚悟をもつということが大事なような気がします。

 

大丈夫、あなたの苦手なことは、周りの人が助けてくれますから。

そうやって補い合ってなりたっているんです。

偏った傾向は決してマイナスだけじゃなく、「プラス」を含んでいるのですから。
つまり扱い方を知れば武器になるということです。
これが、「自分の素材をみつめる」ということではないかと思います。

 

これが苦手だったから、自分は逆のこの道に進んだ。
そんな経験ってないでしょうか?

大きな視点で人生を見ると、
ちゃんと苦手なことにも意味があることに気づきます。
苦手なことにも人生の導きが隠されているんです。

マイナスだけじゃなく、
そこにプラスが含まれているということに気づくこと。

 

そこが大事な視点だと思います。

 

あなたの苦手なこと、もう1度振り返ってみてくださいね^^

そこにあなたの、人生の指針を見つめるヒントがあるかもしれません。

 

今日も読んでいただきありがとうございました^^