人生の大部分において、大きな問題にぶつかったり、どちらかを選択していかなくてはいけない状況というのは多いと思います。
おそらく、そのような時、人は、「どうすればよいのか?」と頭を悩ませることと思います。
なぜならば、それは、学校のテストのように、「正解」があるわけではなく、「正解が1つではない問題」について考えなくてはいけないからです。
現在、高校生の進路指導に関わることも多いこともあり、このテーマについては、よく頭を悩ませているのですが、彼らの「自分は一体何をしたいのか?」という悩みは、よく分かります。
私自身が、社会に出て真っ先に思ったのが、「自分ってどういう風に生きたらいいんだ?」でした。
その後、インドを放浪し、直接自分の目で、さまざまな生き方をしている人と出会いました。
そこでは、世界を放浪している人、薬中毒になっている人、日本からインドに定住した人、その地で「自分の何か」を見つけた人。
本当に生き方というものは、1人1人が違うものだと改めて考えさせられました。
「答えがない」問題について、人はどう考えてゆけばよいのか?
問題を解決したり、何かを選択する時というのは、
今までの自分の経験、価値観、生まれ育った環境、思想、すべて総動員して決めていかなければならないのです。
そうして、「自分なりの納得した答えをみつける」こと。それが、自分にとっての「正解」なのです。
それは、就職だけではなくて、結婚や、将来の家族のことについても、同じであるはずです。
ここで、1つポイントがあります^^
どうやって、「自分なりの納得した答えを導き出すか?」
それは、「1人では考えない」ということです。
もっといえば、「人の力を借りる」ということです。ここに大きなポイントがあると思っています。
社会に出てみて、自分自身がもう1つ分かったこと。
それは、「ほとんどが他人の力で成り立っているということ」でした。
仕事の内容もそうですし、どれだけ自分が頑張ったとしても、1人でできることには限界がありますし、自分ができている部分なんて、ほんの1部分。
あとは、ほとんどが他人の力で成り立っているということに気づきました。
これは、悲観することではなく、自分の中で大きな気づきだったのです。
自分の能力で補えないことは、「人の力を借りればいい」。
そうすることで、それまで、自分1人では限界に感じていたことが、なんなく解決してしまうことが、幾度となくありました。
しかし、周りにいる人が誰でも、力を貸してくれるわけではありません。
ここで、大事になってくるのが、「人とのつながり」というやつです。
社会に出て、人と一緒に過ごす時間が増えたり、多くの人と関わるようになると、人と共感したり、他人からもらえる「信頼」が増えます。
その人からもらえる「信頼」こそが、社会で生きていく上で、1番大切な部分だと思っています。
なぜならば、その「信頼」の度合いによって、「他人の力が使えるようになる」からです。
例えば、ドラクエなどのロールプレイングゲームを思い出してもらえれば、分かりやすいですが、
経験値を上げて自分のレベルがどんどん上がっていけば、当然、倒せるモンスターが増えていきます。
この、モンスターこそが、あなたが、人生においてぶつかる「正解のない問題」です。
つまり、最初はスライム程度の問題でも、「ボスクラスの問題」がでてきたら、それは、」あなたの経験値を増やして、それを「倒す」解決法(自分なりの納得した答え)をみつけなくてはいけないのです。
1つ、ロールプレイングゲームと人生とで大きく違うのは、レベル1とか、レベル5くらいの状態でも、ボスクラスの問題と出会うことは十二分にあるということです。
最初の村に、魔王がいたりするんです^^; 笑
絶体絶命のピンチですよね++;
だから、自分の許容量をこえた問題が出てきた時、当然瀕死の状態になることもあります。
だからこそ、攻略法を考えなくてはいけません。今の自分のレベルでどうやったら解決できるのか?
人によって、攻略法はさまざまです。
ひたすら修行して自分のレベルを上げる人もいるかもしれません。
でも、もし、そのボスが、炎の魔法に弱いと分かれば、どうでしょう?
てっとり早いのは、人の力を借りることです。炎の魔法の使える仲間に協力してもらえば1番、倒せる確率はあがりますし、自分がその人に炎の魔法の使い方を「学ぶ」ということもできます。
これが、「他人の力を使える」ということなのです。他人の能力にアクセスするイメージです。
人生の色々な経験をすることで、出会う人や、その人の「能力」がみえてきます。
ゲームの中に、魔法使いや、武道家、戦士、僧侶なんかがいるように、実際の人生においても、人それぞれ、使える能力や、持っている才能が違うのです。
一見して、自分では、解決できないような問題があらわれても、それを解決するために、「どういう人の力を借りればいいのか?」
それさえ、分かっていれば、今よりもずっと楽に問題を解決することができるかもしれません。
だからこそ、仲間が多いほうが、人生のあらゆる問題に対して解決する可能性をもっているといえます。
これは、自分の夢を叶えるということにも応用できます。
もちろん、こちらが力を借りるだけでなく、周りの人が、問題にぶつかっていたら、今度は、あなたの能力を使って、力になってあげてください。
究極なことをいってしまえば、この世に生きている限り、自分と関係のない問題なんてないのです。
人とのつながり。
人の力を借りること。大事にして欲しいなと思います^^
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今日も読んでいただいてありがとうございました。