薬に殺されないために(精神薬の勉強を)

<ゾルピデムと夢遊病>

こんにちは、ゆくりはねっとの松葉です。
過激なタイトルですみません。

 

日々一生懸命働かれているお医者さんという職業。とても尊いお仕事ですし、この記事では決してお医者さん、医療機関で働いている方々を批判しているわけではないことは、先にお伝えしておきます。

 

でも、僕は怒っています。何に怒っているか?というと、精神薬についてです。

 

この10数年、抗うつ剤や、精神薬を使った治療法の副作用について警笛を鳴らし続けてきました。

 

扱いの難しい精神薬をスタンダードな治療法として、簡単に出しているこの医療業界に怒っています。

 

お医者さんは、日々患者さんと一生懸命向き合っておられる方ばかりだと思いますので、非はないですが、ただ、この現代医学の「システム」については、かなり疑問です。

 

以前、うちの父が、飲んでいた睡眠薬ですが、夜中に、父が夢遊病のような症状になって、意識がないまま、夜中に歩き出して、冷蔵庫を荒さり散らかしたり、お菓子食べたり、訳のわからない言葉を話し始めたり、かなり焦りました。

 

 

 

その1年後、また同じく夢遊病の症状が出たので、話を聞いたところ、やはり「ゾルピデム」を服用したとのことでした。

 

 

 

ゾルピデムの薬の注意事項を見ると、夢遊病のような症状が出ることもあると書いてありました。
(自分が、もし薬を認可するか、認可しないか判断する立場なら、夢遊病の症例が出ている時点で、絶対、この薬を認可させないですが、なんで認可されてるんだろ?もう、その時点で疑問です。夢遊病なんて危険すぎます)

 

このように、精神、睡眠薬系の薬は、扱いが非常に難しい薬です。ちょっとの成分の量の差で、重大な副作用が起こることがあります。

 

だって、父ですが、2階から意識ないまま、1階に降りて、お菓子ボリボリ食べてるんですから、まず、階段を踏み外して打ち所が悪かったらと思うと命に関わりますし、ゾッとします。

 

また、もし、このままこれを服用し続けたら、間違いなく「認知症」になってしまうだろうなと直感しました。
それくらいの脳への負担を感じました。

 

認知症も様々な要因がありますが、その要因の1つに薬の毒素が溜まってしまっていることもあるのではと感じています。

現在の西洋医学の薬は、主に石油から製造されています。石油産業の利権などもこの辺りは見え隠れしています。

 

現在も、精神薬を飲んでいらっしゃる方は沢山いると思いますから、すみません、この記事でむやみに怖がらせたいわけではありません。

 

薬が合っている方、助けられている方もいらっしゃると思いますので、何でもかんでも否定しているわけではなく、合っている方は、怖がりすぎず、ご自身の判断だけで急にやめても、リスクがあると思いますので、くれぐれも精神薬との付き合い方は慎重にされてください。

(このブログでは、何かあっても責任が持てませんので、くれぐれも慎重に、お医者さんと相談されてください)

 

ただ、どうしても、これまでの自分自身の経験上、睡眠薬や、精神薬の問題について色々考えることがあったので、この記事を書いています。

 

そもそも、薬が合ってる合ってないってどこを基準に決めたら良いでしょうか・・・。

今は合ってても、10年、20年飲み続けて、何か支障をきたしてくるかもしれないし、分からないですよね。

 

ただ、安易に今すぐやめたら、やめたで、反動のリスクが出るかもしれません。

 

そういう慎重にならなければいけないものを、町医者で簡単にポンと出ている事実に腹が立っています。

(何度も言いますが、お医者さんに怒っているわけではなく、社会のシステムに怒っています)

 

そういうものを簡単に出している社会、許可を出している現代医療ビジネスに問題があると感じています。

 

僕は正直、あまり怒るタイプではないですが、この件に関しては正直、怒りがあります。

 

もっと安全な治療法や、もっと体に負担をかけない調和した薬もあるはずなのに、現代の医療はリスクが大きすぎるものが多すぎます。なんで、もっと安全で調和した治療法が出てこないのだろうと疑問に感じています。
(特に、鬱や精神的な症状、慢性的な病気などは、現代医学は治療の仕方が間違っていると感じます)

病気は、臓器の不具合などの物理的要因の他にも、思考パターンなどの潜在意識からの要因や、カルマや魂的な要因も、複雑に絡み合っています。
本来は、様々な角度から見ていく必要があるのですが、現代医療は物理的要因だけを見ているので、「抑える」とか「取り除く」とか、「ウイルスや細菌を殺す」とか、そういう発想がスタート地点で治療をしています。
この辺りは、西湘医学の成り立ちに発端があり、ちょうど、教会の腐敗から、ルネサンス期の人間主義の時代(目に見えるものだけを信じる物質中心主義への移行)に今の西洋医学の始まりがある所に、歴史的な背景があります。

しかし、これでは根本解決が難しいです。

例えば、思考パターンから来ている症状の場合、例え、物理的な症状を取り除いたとしても、その思考パターンがある限り、何度でも再発します。
正直、薬、精神薬の問題だけではなく、スパゲッティ症候群と言われている治療法など、いろんな角度から、今の医療については思うところがあります。
一方、怪我や、外科的な治療は、物質中心主義である現代の西洋医学はかなり得意です。こちらの進歩には期待ができます。

 

父の例だけではなく、僕が20代の頃のお話ですが、児童養護施設で昔働いている時、その時は無知で、発達障害の子の精神状態を抑える(安定させる)ために、お医者さんに言われたまま、精神薬を飲ませていました。

 

が、ある日、その子の口が開いたまま閉じなくなってしまったということがあり、緊急で、救急病棟に連れて行ったことがあります。

 

最初、「そんなことがあるのか!?」と目を疑いましたが、必死にその子も泣いて訴えていて、これは一大事だということで速攻病院に駆け込みました。
それから、すぐその精神薬を飲ませることはやめましたが、そこからは全くその症状は出ていませんでしたが、再度、担当が変わり、同じ薬を飲ませたところ、また同じ症状が出て、薬が原因ということが特定されました。

 

 

これは僕自身の考えなのですが、薬(西洋医学の薬)というものは基本的には一時的に使用するもので、慢性的に使うものではないということです。

 

その理由は、薬の副作用がどうしても出てくるからです。

一時的な服用であれば、負担もそこまでは大きくないでしょうから、大丈夫だとは思うのですが、

 

特に、精神薬の場合は、薬との相性、薬の量の加減の難しさ(少量でも副作用の出方が変わる)、過敏なのを抑え込む薬が多いので、体がだるくなったり、無気力になるなど、デメリットの方が多いです。
本当に慎重に扱わなければいけないものじゃないかと感じています。

 

また、薬でボーとさせるので、思考も働かなくなり、エネルギーがなくなっていきます。

 

日本の自殺者がこれだけ多いのも、精神薬での治療がスタンダードになっていることも大きく関係しているのではないかと感じてしまいます。

 

僕自身は、大事な人が薬で弱っていくのは、どうしても見過ごせないです。

 

もちろん、全ての精神薬が危険かどうか分かりませんし、安全なものもあるのかもしれません。僕自身の意見も、あくまで一方的な意見だということをご理解ください。
精神薬を飲んでいても、副作用もそれほど出ず、それに助けられている人も多いと思うので、もちろん、そこもある程度は理解はしています。
そういう方もいらっしゃるので、安易に全てを否定するのもよくないなとも捉えています。

 

でも、僕はやはり、精神のことは、薬ではなく、ちゃんと心と向き合うこと、ちゃんと心の仕組みを勉強して、捉え方を変えていくことで、ある程度、変化させていくことができると考えています。
眠れない時に眠る方法も、薬に頼らないやり方は沢山ある。

安易な選択が、体に負担を与えていることもあるということです。

 

今回は、父の症状がきっかけで、再度この精神薬の問題点に触れましたが、
精神薬は大量に飲めば死にも至ります。
用法を守るのは当然ですが、できれば安易に服用するものではないというのが、僕の意見です。

1度使用すると、今度は辞め時が難しくなるからです。

 

再度、父が、町のお医者さんで、この薬をもらおうとしていたので、必死に今日は父に話しました。

 

父は、夢遊病の時の記憶がないのと、どうしても、調子が悪かったら「薬でなんでも治す」という癖があるので、どうしても薬をすぐ使いたがりますが、やはり父の体が大事だからこそ自分は使ってほしくないことを伝えました。

 

脳の病気など、薬が必要な方もいらっやると思うので、全てを否定するわけではありませんが、僕自身が見る限り、心の不調や病気などは、薬を服用しなくても、心の仕組みを学ぶことで、回復される方や、元気になられる方も多いと感じます。

万が一、使うとしても、一時的です。慢性的にはやはりお勧めしません。

症状が落ち着いてきたら、精神薬での治療から、別の治療法に切り替えていく方が良いかなと個人的には感じています。

お医者さんと話する時も、どの辺りで、薬を使わない治療法に移行できるのか?も考えてくれるお医者さんが良いなと思います。

もちろん、これらはケースバイケースですが、これまでのいろんなクライアントさんを見させていただいてきた経験上、むしろ、薬を服用していて、余計に悪化させてしまう人の方が多いのではないかと感じるのです。

ただ不満ばかり書いていても、問題は解決しません。社会のせいだけにするのではなく、これらは僕たち自身が真剣に考えていかないといけない問題です。

 

なので、僕からの提案は、最低限、その「自分が出された薬について、自分でも調べましょう」「理解しておきましょう」ということです。

 

・その薬にはどういう効果があるのか?

 

・どういう副作用があるのか?

 

・いつまで飲む必要があるのか?(お医者さんにもちゃんと質問する)

 

・どの時点で止めることができるのか?(お医者さんにもちゃんと質問する)

 

・それを飲んでいる人の体験談はないか?

 

・お医者さんは自分に寄り添ってくれているか?(寄り添ってくれないお医者さんなら、別の寄り添ってくれるお医者さんに変える)

 

・実際に飲んでいる場合は、体調はどうか?違和感はないか?副作用などは感じないか?

 

この7つは押さえておきましょう。

今の時代はネットでもある程度、調べれるようになりました。

 

もちろん、ネットの情報だけを鵜呑みにするのも危険ですが、ある程度、自分でも学び、自分自身の体の症状もよく観察し、体調がすぐれない時は、慎重に対応していくというバランス感覚が必要だと感じています。

 

何でもかんでもお医者さんの出された薬を信じて、飲んでいても完治しないどころか、副作用に苦しんでいるケースも多々あります。(もちろん、逆に疑いすぎて、ネットだけの情報を信じて、お医者さんのいうことを信用しないのもダメです)
難しい時代です。

 

この辺りはバランス感覚が非常に大事です。

精神薬の話とはズレるので、余談ですが、僕自身は、自身のアトピーの経験から、お医者さんでステロイドの治療を勧められて、過去一悪化した経験があります。これは間違った治療法です。

これは、僕がまだ10代の頃の経験でしたが、今だに、現代でもアトピーの治療は同じステロイドでの治療法が主流となっており、ぶっちゃけ理解ができません。この方法では治らないでしょう。

僕自身は独学で勉強して、自分自身の体で人体実験して、どうすれば治るのか?を徹底して考えて自力で治していった経緯があります。

 

 

心の不調の場合でも基本的に、お医者さんと長く話すことはなかなかできませんよね。次から次の患者さんもきますから。

だから、精神科で根本治療しようと思うこと自体、無理なのです。

問題を改善していくには、もっとじっくりお話をお聴きする必要がありますし、多くの場合、根本治療は、インナーチャイルド(傷ついてる幼少期の自分)の部分や、潜在意識からくる観念(思い込み)の部分に原因があると感じています。

以前、ゆくりはねっとでも、向精神薬については、ナカムラさんとの対談記事でかなり詳しく書かせていただきました。

また、よければ見ていただけたら幸いです。

 

要保存版です。

 精神科や心療内科に行くべきか?迷う時に知っておくべき向精神薬の話

 

今日はちょっと、どうしても現代社会で使われている社会のシステムについて疑問があったので、書かせてもらいました。

こういう日本の社会システムについては色々思うところがあるのですが、少しずつ、新しい時代に行く流れもあるので、身近なところから、受け身ではなく、自分ができるところから、アクションしていけたらなと思っています。

 

今日も読んでいただいてありがとうございました。