不登校支援

現在、「心のホットライン ゆくりはねっと」と同時に、私は不登校・中途退学者の居場所支援の学校で働いています。

「ゆくりは ねっと 」でも、不登校支援でも、実は根本の自分が伝えたい思いは同じです。

それは、「大丈夫、あなたは一人じゃないよ」ということ。

「ゆくりは ねっと」では、電話で相談者様の話を聴くことを通して、不登校支援では、この学校自体が、子どもたちに、自分には居場所がある、1人じゃないと実感できる場として。

この2つの仕事を通して、そのことを伝えることができたなら、自分は悔いなく生きることができたと思えると思います。

この、「自分は1人じゃない」という実感は、人生のさまざまな経験を通して、獲得していくものだと思うのですが、特に中学生、高校生の思春期の頃のそういった、自分に居場所があるという経験や、人とつながっていると経験というのは、とりわけ、その後の人生においても重要であり、そんな彼ら若者のサポートがしたいと思い現在、不登校・中途退学者の支援もしています。

「ゆくりは ねっと」では、主に人間関係でのお悩みを専門としていますが、現在の若者が社会に出てつまずく所として、この人間関係をうまく築けないという問題が大きな問題としてあります。

社会で生きていくために大事なことは、「人との関係が築けるかどうか」ここに大きなポイントがあると思っています。

多くの相談者様のお話を聴いていると、内容はさまざまでも、最終的にこの「人間関係」の問題にいきつくことも多いです。

この人間関係を築きあげていく力を養うには、「他人と何かを一緒に作業する経験」や「「他人と1つのものを作り上げていく経験」がとても大切なことであると感じています。

しかし、日々不登校やひきこもる若者たちと関わる中で感じることは、この「他人と何かを一緒にする」という経験が圧倒的に少ないことが気になります。

また、気になるのは、彼らの自己肯定感の低さです。すぐに、「自分には無理」という言葉や、強がっていても、本当は自分に自信がなかったり。自分のことが好きになれなかったり。

自分に自信を持つには「他人との関わり」が絶対に必要です。だからこそ、この学校で、「人から必要とされたという経験」や、「他人から褒められる」という経験は、彼らが社会に出て、大人になってからも、人と繋がっていける1つのきっかけになるものだと信じています。

そんな思いを持ちながら、日々若者たちと関わっているのですが、1日1日色んな出来事があり、彼らの成長に感動したり、とても楽しく、やりがいを持って日々過ごしています。

しかしながら、このような場所にでも、最初の1歩を踏み出すのは容易なことではないでしょう。

「自分の知らない人たちがいる場所へ行く」という最初の一歩は彼らにとって本当に大きな不安なのです。

また、親御さんが悩みを1人で抱えてしまうという問題もあります。

各地域にこのような不登校支援の相談を受け付けている機関は多くありますので、できる限り、1人で抱え込まずに、ご相談していただけたらと思います。

 

※私自身、普段は不登校やひきこもりの専門員・相談員をしておりますので、
お悩みがあればいつでもご相談くださいね^^

少しでも何か解決のヒントに繋がるサポートができたら幸いです。 

NPO法人 不登校情報センターでも「ゆくりはねっと」が紹介されました。

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心のホットライン ゆくりは ねっと は、
心が弱っているとき、落ち込んでいるとき、「話す」ことを通して、今悩んでる問題が解決したり、いつもの元気を自分に戻せる、そんなサービスです。
不登校でお悩みの方に何かお役にたてることができたらなと思います。
お気軽にご相談ください。

 

電話悩み相談 心のホットライン ゆくりはねっと

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PS:動けない時、勇気がでない時に読んでほしい記事書きました。
こちらもよければ、ご参考にしてください^^

人生を大きく動かすコツ

電話相談員が教えるひきこもりからの脱出法(具体的に動くということ)

 

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<カウンセラー: 松葉 謙>

児童養護施設で児童指導員として勤務。退職後、インドに一人放浪の旅へ。
マザーテレサの施設「死を待つ人の家」で自分の残りの命の使い方を考えさせられる。
帰国後、昼間はNPOの小さな学校で教師として不登校・高校中退、高卒認定のサポートをしながら、
2010年 夜間の悩み電話相談サービス 【心のホットライン ゆくりはねっと】を開設。
立ち上げから3年で1000人以上の心の悩み相談を聴く。

また、全国でも珍しい「才能アドバイザー」を名のり、
これまで多くの人の、転職相談や、才能についてのアドバイスを行う。
夢は、「生きる力を学べる寺子屋」を創ること。

松葉 謙の詳しいプロフィールはこちら