嫌な人・苦手な人が周りにいて悩んでいるという時の考え方
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人生 誰でも 好きな人ばかりに囲まれてるわけじゃありませんよね。
当然、生きていく中で、自分にとって、なんか嫌な人がいたり、苦手な人がいたりします。

よく、昔から、似たもの同士は集まりやすいとか、自分の波長が高ければ、
出会う人も同じように波長の高い人と出会うといいますが、それはその通りなんですね。

ん?でも、ちょっと待てよ「自分はこんなにも、人に優しくしているし、まっとうに生きている。なのに、何でこんなに、嫌な人と出会うんだ?」と思う人がいるかもしれません。

でもね、ちょっと考えてみてください。
それってちょっと傲慢な考え方だと思うんです^^。

 

自分のことを思い返してみてください。
あなたは、常にいつも聖人のように、完璧にできているでしょうか。
今までずるいことをしたことはないですか?

つまり、あなた自身にも、よいことをしていたり、
悪いことをしていたり日々の波長に幅があるということです。
その幅がそのまま、あなたを取り巻く人間関係を映し出しているということになるようですね。

苦手な人がいる。これって私は当たり前のことだと思うんです。
それは、一人ひとりが、大事にしていることや、考え方、価値観が違うから当然なんですね。

 

でね、多くの場合、人を変えようとして、自分の思い通りにならない所に苦しみって生まれるんですね。

苦しいからこそ、この記事を見てくださってると思うのですが、まず最初にお伝えしたいこと。

それは、基本的に変えられるのは、自分だけだということです。

 

無理やり、周りの人を変えることはできないのです。
なぜなら、先ほどもお話した通り、
それぞれ皆一人一人に価値観があるからです。

 

だからこそ、この記事では、
苦手な人や嫌いな人が現れたとき、どういう視点でものごとを
見ていけばよいのか、そんな方法をお伝えしていきたいと思います^^

僕たちの、この世界って、ほんと、自分の見方次第なんです^^

 

そんなことはいっても、
どんなに、意識していても、嫌な人や苦手な人には出会っちゃいますよね。

それでも一緒にやっていかなければならないから辛いんじゃないかとも思われると思います。
大人になって1番多いのはやはり職場でしょうか。
相談者様の相談の内容で1番多いのもこの職場での人間関係の問題です。

そこで、苦手な人が現れたときの解決策を何点かご紹介させていただきます。

 

〇まず、前提条件としてすべてはあなたに必要だから出会う(その人と出会うことで学びがある)ということを覚えておいてください。

実は、人間関係には、目的があるのです。
出会う人には、好きな人、苦手な人色々いると思いますが、
すべての人間関係というのは、実は目的は同じなのです。

それは、お互いが自分の中にあるまだ見えていない部分を、学ぶために出会うということです。
つまり、自分自身を「その相手から学ぶ」ということです。

出会う人、周りにいる人というのは、
あなたが、より自分らしくなっていくための「鏡」として存在しているのです。

まずは、そこを理解しておく必要があります。

それではお話していきますね^^

 

どうしても、苦手な人や、嫌いな人が現れたり、または、自分を嫌う人が現れたとき、

その人に対してさまざまな感情を持つでしょう。

しかし、ここで大事な視点があります。それは、相手がどうこうではないのです。

まず自分がその人を受け入れること大事です。
相手が自分のことをどう思っているかを必要以上に気にする必要はありません。

 

大事なのは「自分がその人をどう思うか」です。

具体的にいえば、

まずは、自分はその人のことを苦手だということを受け入れるということ。

その人のいい所をみてあげるということ。

ここを意識することが大切です。

相手がいいことをしてくれたから、自分もいいことをするのでは順序が逆です。
まずは自分がその人を受け入れる。これが大事です。

最初に、波長のことをお話しましたが、「自分が苦手な人」というのは、
自分と波長が違うということが大いにあります。
だからこそ、こちらから波長を、その人に合わせるということはとても大事なことです。

テレビの周波数を合わせるのと同じように、
こちらが相手の調子に合わせてみること。それは、相手に対する思いやりなのです。

高い視点で人間関係を構築するコツはその人の「ここすごいな」っていう部分にフォーカスしてみること。

どんな人にも「この人のここすごいな」っていう部分がある。そこにフォーカスすると良い人間関係が作れます。「この人にすごい所はない」という人はそこを見ようとしていないだけで必ずあります。

 

言葉でいうのは簡単ですが、まあこれが難しいんですよね^^

嫌いな感情の時に、無理に思おうとしなくても大丈夫です。できない時は、できない自分をまずは認めてあげてください。

そして少し余裕出てきたら、

いきなり全部は無理にしてもほんのちょっと受け入れる努力をしてみてください。

その瞬間、あなたのレベルは1段階あがってますから^^

NLP(実践心理学)の中にこんな言葉があります
「すべての人には肯定的な意図がある」
簡単にいいますと、
「すべての人の行動には、その人なりのちゃんと正当性をもった意味がある」ということなんですね。

つまり、最初にも言いましたが、ひとり1人の価値観が違うために、
うまく噛みあっていないということが多いにあるということです。

人は自分の価値観に当てはめて物事を考えすぎていると思います。
自分は正しいと思っている人が多すぎるようにも思います。

その人が間違っていると思っても、「まずは話を聴く」その作業が抜けているため、
勝手な偏見や大きな誤解が生まれていることが多いのではないでしょうか?

 

嫌な態度をする人や嫌なことをいってくる人と出会ったら、
「何でその人は、そんな行動をするのか、何でそんな行動をしたのか」
と分析していくと、「なーんだ、そういうことだったんか^^」って気づきが必ずあります。
その行動をしたその人なりの理由がちゃんとあることがわかります。

この気づきはとても大事なことです。自分にも1%でも非があったことに気づくかもしれません。
それが分かったところでいやな気持ちが収まるわけではないんですが、
これを知っておくと、相手をちょっと許せる自分もきっと発見できると思います。
もう少し広い視野から客観的にみれている自分に気づくと思います^^

この考え方を一言でいえば、「相手のことを知る」ということになるのですが、
相手をよく知ることができれば、うまく相手との合わせかたも見えてきます。

もしかしたら、将来、自分のことを嫌いだった人が強力な助っ人になってくれるということもあります。嫌いだから、その人とは喋らないというのは少しもったいないことかもしれません。

 

そして、これは、とても大事なことなのですが、
多くの人間関係のトラブルというのは、話をして、コミュニケーションしている部分から起こってくるのではなく、自分たちが話をしていないこと、コミュニケーションされていない部分(誤解)からきています。

だからこそ、できるだけ早い時期に自分を隠すことなく、
本当の自分をオープンに表現することができたら、
多くの人間関係の問題は防ぐことができるのです。

 

それでも、だめだという場合は、1対1ではなく、1人、もしくは、2人加えてみるという方法もあります。3人や、4人で一緒にいると、不思議とうまくコミュニケーションがとれるということもあります。音楽などである音の組み合わせが馴染まないと、不協和音と呼ばれますが、その音に、1音、2音加えることで、音がうまくまとまることと似ているかもしれません。

 

これらの方法を紹介しましたが、やはり誰かから嫌なことをされたり
、嫌な気持ちにされたら、人間ですから落ち込んだり腹をたてたりもしますよね。

つらい時人は、つい自分だけが辛い思いをしていると考えてしまいがちですが、
そんなときこそ、自分が周りの人に生かされていることに気づく感性がほしいところです。

最後にお伝えしたいこととして、そんなつらい時こそ思い出してほしい言葉があります。それは・・・・・・・

「あなたが嫌なことをされても、あなただけは、その人のことを恨まないで」

ということです。

誤解しないでいただきたいのは、これは、何でも「やられたら耐えろ」という意味ではありません。自分の思いや、意見というのはしっかり相手に伝えるべきだと思いますし、嫌なことをされたら、それが嫌なのだとはっきりいうことが相手のためにも必要です。

ここでいいたいのは、
「嫌なことをされたら、やり返す」という発想は駄目だということです。
自分を憎む人がいれば、どうしても同じように自分も相手を憎んでしまいがちですが、
そういう憎しみの連鎖はろくなことがありません。

その状況になると、とてもつらいという気持ちはよくわかります。

しかし、別の視点からみれば、そのことで、頭を悩ませたり、
今それだけ考えるということは、あなた自身にとってとても重要な作業であると思います。

なぜなら、同じように悩む人を今度は、あなたが理解できるようになっているからです。

 

それってつまり成長であり、大事な気づきだと思うんです。

 

こういう視点でみれば、自分を成長させるために、
苦手なその人は必要だったわけで、
そうすると、やっぱり行き着く所は、その人にも感謝するということにつながります。

その人を知り、理解し、許すこと。それが、結局あなた自身を救うことにつながるのです。

「嫌な人と出会う」ということ。そのことで悩んだり、色々と考えるということ。そのこと自体にとても意味があるのです。

そうやって他人のことを考えたり、自分の反省点に気づくということ。
「嫌な人や、嫌いな人」というのは見方を変えれば、
そうやってあなたを成長させてくれる貴重な人なのです^^

あなたの人生を深めてくれる大事な登場人物ともいえるでしょう。

そして、嫌な人や苦手な人が出た時こそ、

あなたのことを心から考えてくれている他の人の愛にも気づくでしょう。

それに出会うからこそ、そういう普段気づかない人の優しさにも気づけるのです。

ね?だから、「なんで、この人と出会ったんだろう」なーんて、
人生が用意してくれた(与えられた)人に、いちゃもんをつけてちゃダメですよ^^

 

まあ、あと、あえて言うなら、その人の自分が嫌だなと感じたことは、その人は周りの人にも同じことを行っている可能性があります。
そうすると自ずと人から嫌われたり、結局、悪いものをまけば、自分で刈り取ることになるんですよね。
なので、気にせず放っておいても良いのです。その人自身で気づく時もくるでしょう^^

 

人間関係、ほんとに色々と悩み、難しい問題ですが、
まずは、「自分が相手を受け入れること」から始めてみませんか?

 

<今回のまとめ>
●苦手な人がいるのは、当たり前。なぜなら一人一人価値観が違うから。
苦しみとは「自分の思い通りにならない所」に生まれる。
●だから変えられるのは、自分だけ。

●自分に必要だから出会う(その人と出会うことで学びがある)

●すべての人間関係というのは、自分自身を相手から学ぶ鏡のようなもの。

●まずは、自分が相手を受け入れる(ほんのちょっとでもよいから、まずはそこからスタート)

→その人のよい所を見ることを意識する。

●すべての人の行動には、その人なりの正当性を持った意味があるということに気づく

●人間関係のトラブルというのは、話をして、コミュニケーションしている部分から起こってくるのではなく、

自分たちが話をしていないこと、コミュニケーションされていない部分から起こっている

●1対1が駄目なら、1人か2人加えてみる。

●その人のことを恨まない。最後にいきつく所はやっぱり感謝。

 

悩み電話相談、お話し相手サービスの「心のホットライン ゆくりは ねっと」 では、人間関係でのお悩みを専門として扱っています。

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<カウンセラー:松葉謙(まつば けん)>

1981年、三重県 いなべ市生まれ。
児童養護施設で児童指導員として勤務。
退職後、インドに一人放浪の旅へ。
マザーテレサの施設「死を待つ人の家」で自分の残りの命の使い方を考えさせられる。

帰国後2010年、昼間はNPOの小さな学校で
6年間教師として不登校・高校中退、高卒認定のサポートに関わる。

同時に、夜間悩み電話相談サービス
<心のホットラインゆくりはねっと>を開設。
立ち上げから6年で2,000人以上の心の悩み相談を聴く。

また、全国でも珍しい「才能アドバイザー」を名のり、これまで多くの人の、転職相談や、才能についてのアドバイスを行う。
人間関係の心の悩みや、親子関係、トラウマの治療も専門としており、薬を使わない根本治療を行っている。

2016年 教師を退職。カウンセラー、ヒーラーとして本格的に独立する。

夢は学校に代わる新しい教育の場「生きる力を育む寺子屋(フリースクール)」を創ること。
2019年に叶いました^^

フリースクール 寺子屋 松葉塾

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