どれだけ努力をしても、肝心の本番で失敗してしまったり、力が発揮できなかったり、うっかりミスしてしまうことってありますよね?

些細なことならまだしも、それが取り返しのつかないような大きなことの場合、本当に落ち込んでしまうと思います。失敗した自分を責めたり、やりきれない思いにもなるでしょう。

そんな時の、気持ちの持ち方について今日は紹介しますね。

実は、私自身も、本当に失敗することが多く、その時はもちろん、その事を思い出すたびに、その都度、落ち込んだりもしていたのですが、いつまでも落ち込んでいてもよいこともありません。「これだけ努力したのに」と心の中では、悔しい思いでいっぱいになりますが、気持ちを切り替えるようにしています。

今、私が気持ちを切り替えることができるのは、1つは、どれだけ努力しても、結果というのは急には出ないということを教えてもらっていたからということがあげられます。この法則を知っているのと知らないのでは、モチベーションが全然違います。

そう、結果というのは、努力すればうまくいくという単純なものではないのです。どれだけ努力しても、失敗することだってあるのです。

そんな時はどんな、心の持ち方をすればいいと思いますか?

それは、まずは努力が報われなかったことや、自分の失敗したその出来事を受け入れるということです。この世に生きている限り、誰もが大なり小なり多くの失敗をしています。どれだけ、楽をして生きているようにみえる人も、必ず苦労している部分があります。そういう意味では、ある意味、皆が平等といえるかもしれません。

問題は、その起こった出来事をどうとらえるか。ここに個人の差があります。

自分の失敗や、努力が報われなかった結果を受け入れるというのは、なかなか難しいことかもしれません。思い出すのも嫌かもしれませんが、ここで、その出来事を、ただの嫌な経験として、封印してしまっては、もったいないと私は思います。

失敗したのも、かけがえのない経験なのです。大事にしてほしいのです。

そもそも「失敗」という考え方自体、問題なのかもしれません。なぜなら、物事の結果というのは、「成功」か、「成功をしない方法を学ぶための体験」の2通りだと捉えることもできます。

つまり、失敗したなと思ったら、そこで終わりにするのではなく、「その経験から何に気づいたか」「その経験を次に活かす」ことを考える事。そこまで落とし込むことが大切です。

そこまで考えることができたなら、もうそれは、「失敗」とはいえないでしょう。「次に成功するための方法を学んだ貴重な体験」なのです。

これらのことを、うまく整理するのに、おすすめの方法があります。

それは失敗した体験を「紙に書く」ということです。

失敗した体験を、まずは左側に書き、「その体験から学んだこと、気づいたこと」を右側に書きます。紙に書くことで、頭の中のごちゃごちゃしていた考えが驚くほどすっきり、まとまります。

この紙は大事にしてくださいね。

その体験から、学んだこと、気づいたことというのは、成功していては味わえなかった、貴重な財産ですから。

ここまで、できれば充分だと思いますが、それでも悔しい思いが残っているなら、今すぐできることを行動に移してみてください。

悔しいエネルギーを、今やれることに注ぐ。それだけで、失敗の経験は無駄ではなくなるはずです。

以前にも記事に書きましたが、今日という日は、残りの人生の最初の1日です。「今」にしっかり思いをこめてくださいね。

最後に、「人に悔しい気持ち、つらい気持ちを伝える」という方法があります。

つらい気持ちを、吐き出すことで、自分の中の思いを整理できたり、すっきりさせることができます。

無料の電話相談を活用してもよいと思いますし、聴いてくれる友人がいれば、聴いてもらってください。

ゆくりは ねっと でも、少しでもお力になることがあればと思っています。

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今日も読んでいただいてありがとうございました。