別れの季節が過ぎて、また出会いの季節がやってきましたね。
以前、「大切な人との別れと、自分に出来ることとは 」という内容で記事を書きましたが、
今回なぜか、もう1度この内容について、触れようと思い、この記事を書いています。
前回の記事も読んでいただけたら幸いです^^
前回の記事 「大切な人との別れと、自分に出来ることとは」
さて、別れにも、卒業して友達と別れ、引越しでこれまでの場所との別れ、恋人との別れなど、
さまざまな形がありますが、やはり1番つらいのは、大切な人との死別ではないかと思います。
前回の記事でも、書きましたが、そのような時、亡くなられた人に自分ができること。
それは、亡くなられた方から受け取った愛情を、周りの人に返していく生き方をすることだと思います。
それが、そのまま自分を癒すことにもつながるのです。
亡くなられた方に対して、「もっと、こうしたかった」「ありがとうと伝えることができなかった」さまざまな後悔があるかもしれません。
そんな時こそ、意識してほしいことがあります。
それは、その人にしてあげたかったことを、今自分の目の前の人や、周りの人に同じようにしてあげること です。
「ありがとう」と伝えることができなかったのなら、今目の前の人や、同じように大切な人、自分の周りの人へ、感謝の気持ちをちゃんと言葉にして伝えておくということ。
その行為がそのまま、亡くなられた人に対しての感謝の表現にもなりますし、
それが、愛情を返す ということなのだと思います。
あなたの、その思いやりのある行いの中に、亡くなられた方の思いやりも生きているのです。そこに意味があるのです。
「受け取った愛情を、自分はどんなことをして返せるだろうか」
そんな視点って、とても大事ではないかと思うのです。
なぜならば、あなたが与えた思いやりが、今度は、また別の人の中に残り、
またつながっていくからです。
人から人へつながること。
愛情というのは、そうして循環しているのではないでしょうか。
周りの人に感謝し、人に思いやりを返していくこと。
あなたが、堂々と人生を生きること。
そんな生き方って素敵じゃないですか^^
なぜなら、亡くなられた方に心配させない生き方をすることが、1番の供養になるのですから。
あなたの今の心の状態こそが、亡くなられたあなたの大切な人の今の心の状態そのものなのです。
心学研究家の小林正観さんは、本当の親孝行はこれからなのだと、話しています。
「親が生きている間に、親に何かしてあげることを親孝行というのではありません。本当の親孝行は、親が亡くなった時からはじまります。 親があちらの世界に行ってこちらを見たときに、『ほら、見てください。あれが私の娘です。いつも笑顔で、おだやかに楽しく生きているでしょう』とか、 『あれが息子です。いつも誠実で、まわりの人に喜ばれているのが私の息子ですよ』と自慢できるような生き方を、自分がすること。それが、最大の親孝行です」
こんな風に話しています。
高島 亮 『ぼくが正観さんから教わったこと』より 一部抜粋
このブログでは、これまでの記事にも、
「人に与える」「感謝を返す」という生き方の大切さを何度も書いてきました。
偉そうなことを書いていますが、
これまでの自分の、
普段悩んでいることや、心配していることの大半は
自分のことばっかりでした。
でも、それじゃあ駄目だった。
人って、たぶん、人に与えたほうが幸せになれるんです。
なぜかって、理由を聞かれてもうまく答えられないのだけれど、
たぶん、そういうものだと思っています。
私自身が、この仕事を始めたのも、実はそんなことが、
きっかけだったりします。
インド マザーハウスでの体験(ゆくりはねっとを立ち上げた理由・この事業への思い②)
でもね、自分自身も幸せになることも大事なんです。
僕たちは幸せになるために生まれてきているのですから。
与えるということは自分を犠牲にすることではないんです。
自分も愛し、人に与えるんです。
これからも自分の道をまっすぐに見据えること。
「今」に思いを込めること。
「与えるということ」
忘れないでくださいね^^
一生懸命自分の人生を歩いて、いつか『おれ、ちゃんと頑張ったよ!』って笑顔で大切な人と再会できるように^^
そんな生き方がしたいなって思います^^
必ず、大切な人から、あなたに与えられているものはあります。そこに気づいてくださいね^^
その受け取ったものは、あなたの中でちゃんと生きています。
大切なのは1人だと思わないこと。
もしも、つらい時があるのなら、その時は人の力を借りたらいいのです^^
愛とは、与えるということ。受け取った思いやりを返すということ。
たまたま、聴いていた曲で同じこと言っていました^^
優しい曲だなって思います。
‐この寂しさを、この寂しさを、どうか優しさに変えてゆきたい。どうか、優しさに変えて届けたい。‐ くるり 『三日月』
あなたは、人からもらった思いやりを、どんな風に返していきますか?
☆ゆくりは ねっと では、心が弱っているとき、落ち込んでいるとき、「話す」ことを通して、今悩んでる問題が解決したり、いつもの元気を自分に戻せる、そんなサービスです。
ご相談、ご質問などがありましたら、こちらからお気軽にお問い合わせくださいね^^
あなたの人生のお話、聴かせてください^^
今日も読んでいただいてありがとうございました。
“大切な人の死と、これから自分にできることとは(受け取った愛情を返すという生き方)” への3件のフィードバック